2012年3月7日 今年の初釣行も神流川

ヴィラせせらぎ裏でヤマメ26cm
ヴィラせせらぎ裏にてヤマメ26cm
入渓点はこんな感じ
入渓点はこんな感じ

またまた渡良瀬川で釣りできず。

以前も2度見に行ってあきらめていたが、今回も赤城おろしの強風でやむなく回避。う〜ん、渡良瀬川には縁がないのか????

上信越自動車道から下仁田経由で約2時間かけて移動。(焦るぜ!)

 

上野村ふれあい館で日釣り券を購入し、C&R区間の上流部へ到着したのが11時を回っていた。釣り人はちらほら、やっと竿が出せる。

昨年の教訓から、解禁以降攻め続けられている役場前を避けた。

急いで身支度し川に降りると。先行者が3名も…、でもめげません。

今年の記念すべき1尾目ヤマメ
今年の記念すべき1尾目ヤマメ

30分後、記念すべき1尾目はヤマメくん18cm。

これで落ち着いた。

増水気味でライズはほとんど無い状態だったので、ここは手堅く#16ニンフで。しかし、先行者のおかげで反応は超渋。

早々に見切りをつけ、一旦上がり昼食。

ヴィラせせらぎ裏
ヴィラせせらぎ裏

後半戦はヴィラせせらぎ裏へ。

フライマン約10名。

ライズぼちぼち、水温6℃。あまり釣れている感じではなかった。

しかし、もう後がない。覚悟を決め川に入った。

少し下流に移動し、ライズを探す。

 

 

正面で小さなライズリング発見。CDCコカゲスペント#16を結ぶ。

いきなり出た。そして6Xが合わせ切れ。

再度、CDCコカゲスペント#18でしつこく流すと、出た〜!

ヤマメ26cmだった。

その後もフライ交換したが、半沈状態のこのフライが最も反応が良かった。

ウイングのCDCがよく効いているのか、エアロドライやヴェインファイバーのウイングよりも反応が良かった。

 

 

約2時間、立ち込んでいたので、足が冷たくて痛い。

結局、後1尾追加して早めに納竿。

一日終わってみれば、初陣にしては満足のいく結果であった。

ああ、釣れて良かった。一時はどうなるかと…

2011年の初釣行は神流川

上野村役場前

朝の9時時点で気温2℃、上野村役場前の風景。

水量も少ないが、平日とあって釣り人も少ない。

目の前のプールはライズがぽつぽつ、やがて頻発し11時頃にはピークとなる。その後ライズはゆっくりと減少していった。ライズが取れない、情けないほどに。

 

ヤマメ20cm

いったん川から上がり、車で300m上流へ移動。

釣り人は皆無。

気温はぐんぐん上昇し、汗ばむほど。コカゲロウや小型のカディスもハッチしている。

フライをメイフライ・イマージャーのフラッシュバックニンフ#16に交換し、早瀬を流す。やっとヤマメを釣ることができた。今年の初物は20cmと小型だった。

さらに上流でも2尾目のヤマメ23cmを追加し、遅い昼食のため車に戻った。

 

極小ユスリカ
極小ユスリカの大群

後半戦は再び役場前へ。

ライズぽつぽつから、やがて極小ユスリカのスーパースウォーミング(群飛)と共に、激しいライズの連続。

白っぽい極小ユスリカ、すさまじい量で服や顔、首筋にもびっしりまとわりつき目にも入る。まるで小さな雪嵐のような、ユスリカの霧のような状況。地元のオジサンもこんな激しい虫の量は初めて見たというほど。1時間以上も…たまらん。

 

流すフライの前後で、悠々とヤマメがライズしあちらこちらではスプラッシュも。

#24のユスリカフライが大きく見えた!極小ユスリカのサイズはといえば#32だ。こんなサイズのフライは持っておらんぞ。

その後も、延々とフライ交換→投入を繰り返したが。それでもついに取れなかった。

夕闇迫り、ライズもかなり少なくなった6時半納竿。

ああ完敗の一日、でもやっとフィールドに立つことができただけで満足したいと思いつつ帰路についた。

フィールド

釣った魚

ヤマメ23cm
2尾目のヤマメ23cm 美しい

神流川 冬季C&R

神流川 冬季ニジマス釣り場 C&R

2010年11月18日、神流川 冬季ニジマス釣り場は紅葉も終盤を迎えているが充分に美しい。朝10時の気温は5℃、肌寒く本日の入渓者は私一人まさに貸し切り。

上野村ふれあい館裏から入渓すると、餌釣り区間上流のC&R区間下付近にユンボが入り河川工事中。すぐ上の吊り橋からスタート。

昨日の雨でやや水量は増えているようだが、ハッチもライズも皆無。今日はニンフ・ウェット主体だなと腹を決めた。そして50cmオーバーのニジマスを釣るために、腰の強いロッドに#5ライン・5Xのティペットでのぞんだ。

20mほど進みウェットのピーターロス#10でヤマメを釣る。小型ですっ飛んできた。同じ場所に40cmオーバーのニジを発見、しつこく流すも反応なし。

ニジマス35cm
ニジマス35cm

500mのC&R区間の中間地点を過ぎてニンフ、ウェットともに釣れ出すがバラシも多い。食いが浅いのか…。最上流の大堰堤まで一通り様子を見る。

ポイントは絞られた、折り返す。

2時すぎに釣ったのがこのニジマス35cm、フライはシルバーマーチブラウン。これを区切りに遅い昼食とする。

ふれあい館に戻り川を見下ろすテラスでカレーのランチが旨く暖かい。

 

ニジマス38cm
ニジマス38cm

3時から再スタート、寒いのでダウンパーカーに着替える。残り時間は少ない。

ウェットでどんどんポイントを流し上がる。35cmを釣ったポイントで粘り、ニジマスを1尾釣ったが後が続かない。フライを取っ替えひっ替えするがかなりすれてきた。

その時、ふっと褐色の10mm程度のカゲロウとユスリカが飛んでいるのを発見。マダラかコカゲロウか? それならばとクリップルダンを選んだ。今日はずっと沈めてきたが水面直下はどうだろうと考えた。

4投目、かすかな魚影の動きに合わせると「ごぼっ!」と水しぶきが上がり重い手応え、慎重に下流に誘導しランディング。38cmでついに40には届かなかった。まだ粘ってもよかったが釣果7尾、これで充分に満たされた。もうやめとこう、今年の釣り納めはこれでいい。

 

5kmほど車で移動し、国民宿舎「ヴィラせせらぎ」でゆっくり温泉につかる。

今年は神流川に2度釣行。来年はもっと増えそうだなと温まりながら思った。

 

フィールド

釣った魚

【朝まづめ・夕まづめ】

未明の高速道をかっ飛んでフィールドへ向かい、白々と明けて来るのに焦りながら身支度をして水辺へ、そして竿をかついで上へ下へ。夕まづめのゴールデンタイムが終わると、辺りに静寂が戻りふっと我に返る。そして、ああ今日も楽しかった…。

 と、いきたいものだが近年体力の衰え甚だしく、かつての夜討ち朝駆けの遠征は少々つらい。陽が高くなっての入渓もしょっちゅうだ。でもここはちょっと気分良く「朝まづめ・夕まづめ」と表題しスローペースでマイ釣行録を楽しみたい。

朝まづめ 夕まづめ
Photobook朝まづめ 夕まづめ 養沢編