初めての鬼怒川本流のなんと長大なスケールなことか…、思っていた以上でした。
向こう岸まで100m以上、その先へ行きたいが徒渉は無理。
しかもタックルはWF5のシングルハンドでは手が出せないでしょうね。
ここはタックルから見直さなきゃとても無理むり。
んなわけで、入渓したのは別のエリア。
ご覧の通りのピーカン状況でしたが、こちらはいい感じの流れで活性高く、ヤマメが飛び出してくれました。
先ずは、八寸ヤマメです。
さらに七寸ヤマメが続く。
朝露にきらめくおびただしいカゲロウの羽。
川岸に打ち寄せられた大量のモンカゲロウのスピナー、短い命を終えて静かに漂っていました。水生昆虫の豊富なこのエリアはヤマメもヒレピンで元気です。
ピーカンにもかかわらず、びしばし出るのですが、その後はなかなか乗らない…
車に戻り、河原で昼食。
午前の部はここまでとしました。
午後から大谷川へ移動したところで、雷雨となりました。
水面を眺めながら30分ほど車内で待機。
大谷川下流の広々とした光景、岸寄りのライズはオイカワか?
フライ流すもかすりもせず…
移動を続けた。
やはり各堰堤にヤマメはたまっているようです。
それにしてもフライに出るのはチビヤマメばかり…
この時期は、下流域は全体的に魚影薄いかな…って感じ。
夕暮れが近づいて、堰堤下のプールがオレンジ色に染まってきました。
今日は午前中に楽しい思いができたので、満足です。
同行のN氏に感謝しつつ、帰路につきました。
念願の鬼怒川上流域だった。
鬼怒川温泉、川治温泉を抜けて黒部ダムを左に見ながら栗山村に入り、日釣り券¥1000を購入し入渓した。
新緑美しく水量もほど良い、これはいける!と思った。
開始早々の5投目にいきなりイワナが来た。
フライはCDCカディス#14、白泡が切れるあたりでバシャっとくわえた。あわせた次の瞬間、変な手応えを残してフライを持っていかれた。フライの結び目がほどけていた…。
なんたる初歩的ミス。入渓後のセットで気があせり、結んだ後必ず引っ張ってチェックすることを怠っていたのだ。
まだ始めたばっかりじゃないかと気を取り戻そうとするも、「最初の1尾をばらした日は不調」のジンクスが頭をよぎる。
良いポイントは多いがなかなか出ない。中小型カディスやモンカゲロウのハッチもあるがライズはなし。先行フライマンも300m先にいたが、このエリアは相当にスレている。
昼食までに1尾のイワナをまたばらす。こちらの方がいい型だった。
後半は、2km下流へ移動。こちらの谷は深い。
流れは美しく渓相も悪くないが、さらにアタリなし。
先行者のえさ釣り師が退渓のために下ってきたのでしばし立ち話。
彼も釣果0、アタリはあるけど食いが渋いねーとのこと。
納竿前やっと出た3尾目もまたまたばらした。
ほぼドライで通し終わってみれば「ボ」。とうとうイワナが取れなかった。
やはりジンクスは生きていたか。
まあいい、楽しかった。雨も降らなくて涼しく快適だった。
いい山地渓流で竿を振ることができたことに満足し、帰還。
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□栃木県 栗山村漁業協同組合
□アクセス
車:東北自動車道「宇都宮IC」→日光宇都宮有料道路「今市IC」→国道121号を鬼怒川温泉に向けて北上→川治温泉→黒部ダムを経て栗山村に至る。
渓流解禁は、
□解禁期間:4月第一日曜~9月19日、日釣り1000円、年券3000円
□遊漁券:栗山村内の県道23号線沿いの店、民宿などで取扱い多数