2010年8月18日の釣行。
お盆の時期は例年すいているそうで、のんびりと楽しめた。
鐘ヶ淵堰堤からスタートした。ぽつぽつとライズは見られるが穏やかな水面だ。気温はこの後30℃を一気に越え、汗が滴り落ちる。フライは例によってどんどん見切られる、やはり手ごわい。
この日、鱒はオレンジ色の小インディケーターに何度もアタックしてきた。その先のフライを何に変えても、しつこく喰う。この現象は他の川でもよく経験していた。これはアカユスリカと思っているのではないかと考え、#18のフローティングアカユスリカのパターンに換えて釣ったのが29cmのブラウンだった。口先にそのフライが見える。
その後、富士急ホテル前→金田一→温泉裏を釣った。金田一の涼しさは最高。天然のクーラーとはこのことだろう。ヤマメ、ニジなど4尾を釣って午前の釣りは終了。
昼食は、自衛隊橋たもとのソバ屋で、肉そばとお茶で一息入れた。
再開は自衛隊橋下から。今回は、あまり移動しないでゆっくりペースだ。
夕方、モンカゲロウのハッチが多くなる。水面にぽっと白いダンが現れ、静かに漂い流れ、大部分はゆっくり静かな波紋を残して鱒が喰ってしまう。
見ていて飽きない。しかし、我がダンフライはなかなかヒットしない。
しかしここでも「オレンジ色の小インディケーター」だけは喰ってきた。
これは、次回以降のいいヒントになりそうだ。
S字でのイブニング、大型のマドラーミノーでいい型のニジマスがヒット。手前の水草の下に潜られ危うく切られるところだった。慎重に掬い上げ本日の釣り納めとした。
朝6時半頃、富士急ホテル前にて。
昼近くまでこのような川霧で、精気が満ちている気配。
昨日の雨か、ごらんの通り薄にごりが入っていたが、昼近くにはにごりも解消された。
それにしても、この日は散々。
意識的にいろんなフライを試してみるも、ことごとく相手にされず、頭の中はこんがらった糸のようになってしまった。
サイズを思い切って落とせばよかったか…、もっとセンシティブなフライでなきゃ…と後で反省。
釣果はニジマス4尾のみ。
▽ 富士急ホテル前の川霧
▽ 金田一橋上流の濃い翠
▽ 忍野温泉裏